氷河ねずみの毛皮
宮沢賢治 作
木内達郎 絵
偕成社
不思議な絵の魅力にとりつかれてしまいました。
1993年に一度出版されたものを再販したようです。どんな場面で子どもに読み聞かせてよいのかわかりません。ロシア航路の船が寄港する北の街のバーで、ウオッカでも飲みながら開いてみる。そんな大人の絵本です。薄っぺらな絵を額に入れるよりは、この絵本を本箱の片隅に立てかけておいて、かつて旅をした北の町の寒さを思い出してみるのも、なかなかお洒落かもしれません。2008/04/13
ぜったい わけてあげないからね
かとうまふみ 作
診療所に新しい絵本が届くと、まずは家に持って帰って、孫に読んで聞かせてみる。おもしろいと何度も読んでとせがまれるが、つまらないと、さっさと他の遊びを始めてしまう。この絵本は最近持って帰った絵本の中では一番に受けている。「ぜったい わけてあげないからね」と、まだ2歳の女の子が、両手にお菓子を握りしめて離さない。私が「最後におばあちゃんは、森の仲間にごちそうしたでしょ」と、諭しても、「わたし おばあちゃんじゃないもん」。2008/04/14