下痢の時食べてよいもの ひかえた方がよいもの

○食べてよいもの

  • おもゆ
  • おかゆ
  • 柔らかいご飯
  • くたくたのうどん
  • 野菜スープ
  • お味噌汁
  • とうふ
  • おいも、白菜、かぶ、人参、かぼちゃなど野菜の煮物
  • すりおろしたリンゴ
  • 赤ちゃんせんべい
  • 食パン(ジャム)
  • ビスケット

△回復してきたら少しずつ

  • 饅頭
  • おかきなどの和菓子
  • おさかな(煮つけ、塩焼)
  • ヨーグルト
  • 卵(よく火を通して少しずつ)
  • 肉汁の入ったスープ

×ひかえた方がよいもの(回復してきても少なめに)

  • チーズ
  • バター
  • 甘みの強い乳酸飲料
  • 牛肉
  • 豚肉
  • 鶏肉
  • 鶏肉のささ身なら回復期から与えて良い
  • 脂肪分の多い食事
  • 生野菜
  • チョコレート
  • ポテトチップスなど油分の多いお菓子
  • 即席ラーメン
  • 香辛料の強い食事(カレーライス等)

?ミルク 母乳 牛乳はどうしよう

●牛乳は加熱してお湯で約1.5倍に薄めて。
●母乳はそのまま。
●ミルクは軽症の時にはそのまま。

下痢が長引く時には乳糖を含まないミルクに治るまで一時的に変えてみる。(ボンラクト ノンラクト ラクトレスなど)


■ 脱水症を防ぐには水分と塩分が必要
□ 塩分の濃さは40mEq/l以上が理想です。

■ 嘔吐や吐き気が強くて食事が取れない時
□ 塩分が十分に濃い飲み物が必要(40以上が理想)
□ 市販の経口補水液(オーエスワン(50)アクアライトOR(S35)アクアサーナORS(32)乳児用イオン飲料(21-30)、など)
□ クリニックで処方するソリタ顆粒2号(60)(水や好きなジュースに溶かして飲ませてください。)
□ 家庭で準備(野菜スープ、味噌汁、だし汁など)

■ 食事から塩分が取れるようになったら
□ 塩分は不十分だが飲みやすいスポーツドリンク
□ ポカリスエット(21)アクエリアス(15)その他のスポーツ飲料(9-23)など

■ いつもと同じように食べるようになったら
□ お茶や水で十分です。

下痢の時の野菜スープ

■ 大きな鍋の中に、家の中にある野菜をなんでも丸ごと入れます。例えば、かぼちゃ、人参、じゃがいも、たまねぎ、トマトなど。
■ 鍋の八分目まで水を入れて火にかけます。
■ お塩、醤油、かつおぶし、昆布などで適当に味をつけます。だしの素などを加えてもかまいません。
■ 下痢のひどいときには、スープの上澄みだけを根気よく小量ずつ飲ませて下さい。スープが減ってきたらお水を足して調味料で味をととのえます。
■ 下痢がよくなったらスープの中の野菜をつぶして食べさせましょう。


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